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段差でつながる多彩な魅力。F邸
PLACE & DATE栃木県宇都宮市
デザイン:小野里信建築アトリエ
2階に設けられた大きな開口部が印象的なF邸。
何階建てなのか、わからない不思議なバランスをしている。
それもそのはず、F邸には明確な階数がない。
キッチンからリビングまでメインスペースが、段差を区切りとしてつながっているのだ。
ひとつの空間ながら、役割を独立させるリズミカルなスキップフロア。
レベル(床高さ)の違いが自然に気持ちを切り替えてくれる。
レベル(床高さ)の違いで空間を仕切っているF邸では、各フロアによって眺めも変わっていく。
ダイニングからは、ガラス越しにガレージ内の愛車を見下ろせるようになっているのがおもしろい。
そしてリビングの前に広がるのは大きな開口部。
高さとしては2階にあたり、ここからは自然豊かな田園風景を見晴らせる。
日々変化する季節の移ろいを感じながら、落ち着いた時間を過ごせるだろう。
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