WORKS

家の中での時間の過ごし方を考え抜いた小山北の邸宅。
建坪が小さくなっても閉塞感をまったく感じさせないのは、室内にいながら外を感じられるように距離感に配慮した窓の配置と、
自然の光が降りそそぐ採光の効果です。
トップライトからの陽光は、吹き抜けを通じて２階にも１階にも明るさをもたらしています。
玄関ホールの天然石や和室の土壁、幾何学模様の組子など、自然素材と光の組み合わせも心地よく、家でくつろぐ時間に価値を感じさせてくれます。

間取りの大きな考え方は、来訪者と家族のゾーンを分けながら回遊性をもたせ、動線のストレスをなくすこと。
その中で、平日と休日、あるいは朝昼夜の時間の変化にあわせて異なるシーンをつくり出せます。
おおらかなリビング、団欒を楽しむダイニング、水栓を備えたテラス、仕事と趣味の書斎。
家の中で小さな旅をするように場所を移して、気持ちを切り替えられます。
共働きやリモートワークにも対応した懐の深い住まいです。